初めての経験!

夫がとってもおいしい焼き鳥屋さんが渋谷にあるというので、都心に用事があった帰り道、そのお店に立ち寄ることにしました。

久しぶりに降りた渋谷ハチ公前、土曜日の夕方ということもあってか人人人!

お店にトイレはないから駅で済ますようにと夫からのアドバイス。「またまたそんなことあるはずない~」と思いながらも駅でトイレを済ませてお店に向かいました。

のんべい横丁とかかれた路地。なかなかいい雰囲気です。

しかし、横丁専用トイレとかかれた公衆トイレの前を通ったとき、夫が言っていたことが本当だとわかり、又このトイレには入れないかもなんて思い、わざわざ来たのに・・・とテンションが下がる思いでした。

テレビでみたようなレトロな空間

それでも、せっかく来たのだからと夫の後をついてお目当てのお店にむかいました。

そこには、テレビでしかみたことがない空間が広がっていました。

2階にどうぞと言われ、上がる階段の急なこと。2階には7.8人ぎゅうぎゅうで座れるかどうかのカウンター。

先客のおじさま2人。値段表示のないメニュー。

接客がすばらしい!

初めての経験で落ち着かないまま席に座り、焼き鳥と日本酒を注文しました。

ほどなく出てきた焼き鳥の美味しいこと!そして、お店の方の接客のスマートなこと。

もっと大将って感じのいかつい対応かと思っていましたが、一流料亭(想像です)の職人さんかと思うほどの心遣いが心地よかったです。

なんでも、創業85年のお店なのだそうです。

隣り合った人との会話も弾む!

小さなお店で、カウンターの椅子と椅子の間も狭いので、自然と隣り合った方と会話も弾みました。

先客のおじさま曰く「ここの焼き鳥は美味しいでしょう!ちょっと高いけどね!」店主を前に・・・。でもそれがまた嫌味ない空間でした。

 

後で調べたところ、のんべい横丁には色々なお店があって、はしご酒をするにはもってこいなのだそうです。

私としては、はしご酒をするにはトイレの問題をクリアしなくっちゃなのですが、また行ってみたいなと思う場所でした。

なんだか自分が昭和のレトロな空間の住民になったような気分がして、とてもとても楽しい時間でした。

色んなことに好奇心をもって一歩踏み出すと楽しいことがまだまだいっぱいありそうな気がします!!!