少し時代には乗り遅れてしまいましたが、お正月休みに、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」を読みました。

いつも帰省の際には、本や業界誌を鞄に入れていくものの、1ページも開かずということが多いのです。

今年も、1ページ目を開くまでには時間がかかりましたが、それからは面白くてどんどん読み進めました。

面白かったです。読書感想文は苦手ですので、なにが面白かったかはうまく表現できませんが、とにかく面白かったです。

有名な本ですので、皆様も内容はご存知だと思います。ドラマにもなったそうですが、私はそのドラマもみていませんでした。ですが、何を描いた本なのかなんとなく知っていました。

何も事前の知識がなくこの本を読んだとしたら、もっと違う感想を持ったんじゃないか、もっと面白かったのではないかと思うと少し残念です。

 

以前、マイブームは電子書籍といったお話をしたことがあるのですが、実はマイブームは一時で終わりました。ipadはなにより少々重い・・・。
そして無機質な感じがしてしまうのです。

やはり、本(特に小説)は1ページ1ページ手でめくりながら、栞をはさみながら読むのが好きです。文庫本にお気にいりのブックカバーをつけて!(めったに単行本は買いません・・・。)

電子書籍であれば、保管場所をとりません。何冊であろうがipad一台あれば持ち運びも保管もokです。それが一番のメリットかとも思いますが、やっぱりやっぱりアナログ人間・・・。

街中で若者はスマホで何をしているのかなと、それとな~く覗いてみると、ゲームをしている若者が多いですが、最近は漫画をみている若者も見かけます。スマホで漫画・・・。私には考えれらないです。

AI?IOT?仕事をする上では、時代に乗り遅れないようにアンテナを張っておかなければならないと思ってはいるのですが、ホッとするひと時にはアナログ人間も悪くないかもです。