世間では、有名な言葉なのかもしれませんが、「ミニマリスト」という単語を、先日テレビで初めて知りました。身の回りの物を極限まで減らし、必要最低限の物だけで生きていくスタイルで若者を中心にそのスタイルが共感を得ているのだそうです。

断捨離は、いらない物を捨てようという考え方、ミニマリストとは、そもそも最小限の物で生活していこうとするスタイルです。紹介されていた男性は、30歳半ば、6畳のワンルームに家具はありません。服を収納しているクローゼットが隙間だらけです。同じ服を何枚か持っていてそれを毎日着るのだそうです。私服の制服化と言っていました。着るものを選ぶ時間がもったいないから。また、手紙や思い出の品は全部スキャンして実物は廃棄しました。必要最低限のもので暮らしていると、自ずと食べ物も最低限のものしか買わず、それも野菜中心の生活。必要最低限は物だけでなくお金についても同じことで、この男性はミニマリストについての著作で得た印税は寄付するのだそうです。

職場でも、彼のデスク周りは綺麗に片づけられていて、仕事の効率化にも成功したとのこと。確かに、本当にきれいな机でした。これだと、物を探す時間は必要ないでしょう。

デスク周りの整理整頓は、絶対見習わなければいけないことですし、家が整理整頓されていると本当に気持ちがいいと思います。でも私は何だか違和感を感じてしまいました。

生きていく上で無駄なことって有りじゃないかな?これが欲しいから頑張るってこと大有り!見栄って少しはあってもいいと思います。それらをすべてそぎ落として生きていくなんて!

彼らは、今までモノや情報が溢れに溢れている時代、欲しいものがなんでもすぐ手に入る時代に生まれて生きてきたからなのかしら。

ミニマリストについて、まだあまり理解していない私ですが、世の中、色々な考え方や生き方があるんだなと思いました。