私の所属している税理士会相模原支部では有志の女性たちで月に1回勉強会を開いています。私も、相模原支部への移動後すぐにお声掛けいただき、参加しています。

毎週送られてくる税務の専門誌を教材に、皆が持ち回りで、講師をするという形で行われています。

皆さんも、それぞれの分野で何か読み物を購読されているのではないかと思いますが、きちんと毎回読んでいらっしゃいますか?

私は、税理士試験に合格してから、専門誌を購入しているのですが、以前は封を開けることもなくどんどんどんどん積みあがっていました。今は、毎月1回の勉強会があるので、少なくとも封を切らずにということはなくなりました。これだけでも、ずいぶん大きな進歩です。税理士は日々勉強です。税法は毎年変わりますし、知らなければならないことはいっぱいあります。「そう言えば、こんなことどこかに書いてあったな」と思うことで、ずいぶん違います。全く知らないことと聞いたことがあるということは、天と地ほど違うと思います。

 

また、この勉強会で一番有り難いことは、なんでも相談し合えることです。

独立して、一番感じることは、相談相手がいないことなのです。以前の事務所勤務の時は、「これはこうだっけ?」と少し大きな独り言を発すると誰かが答えてくれていました。でも今はだれも答えてくれません。

そんな時、この勉強会の先輩方や、税理士仲間の存在は本当に大きいものです。

毎回、講義のあと、情報交換をします。こんな事案はどうすればいいか。調査でこんなことがあった。研修会でこんな勉強をした等々。

一人では一人分の経験しかできませんが、ここでは、経験を共有することができます。私は、まだまだ教えてもらうばかりですが、先輩や仲間がいるって心強いなとその有り難さを感じています。