先日、夫と藤野の山の中にあるランチを食べての帰り道、農家の方がやっておられる野菜の販売所に立ち寄りました。

そこは、無人販売所ではなく、おばあさんが畑で作業をしながら、接客もしてくれるところです。

トマトと人参、みょうがを一袋ずつ買って300円。これはスーパー価格と比べて、ずいぶんお得。お勘定をして帰ろうとしたところ、おばあさんがコーヒーでも飲んでいかないって声をかけてくれました。夫と二人、一瞬びっくりしましたが、お言葉に甘えることにしました。

水筒からコーヒーを紙コップに注いで、いすも準備してくれ、するめまでお茶菓子?にだしてくれました。おばあさんは、趣味で畑をやっていること、もちろん無農薬。週3日だけ販売所をあけていること。ひ孫がいること。10年ほど前に犬にかまれて大けがをして、今も器具がないと歩けないこと等々お話はつきません。お土産に青紫蘇を畑からとっていただき、お別れしました。

すごく暑い日だったのですが、畑は風がさわやかでなんだかとってもいい時間を頂きました。

日々生きていることに感謝して、ありのままに生きる、そんなことを実感させてくれる出会いでした。