「3次喫煙」

喫煙者にとって、外で煙草を吸うことが本当に大変な時代。

普段たばこと接する機会がない身としては、たばこの臭いにすごく敏感です。

たばこを吸うため席を外して戻ってきた人はもちろんのこと、電車でたまたま隣り合った人でも、「あ、電車に乗る前にたばこを吸ってきたんだ」とすぐわかります。

 

副流煙だけでなく、最近はたばこを吸い終わった後の呼気が原因の「3次喫煙」が注目されています。

喫煙後の呼気にめまいや頭痛の原因となる有害物質が含まれていて、この有害物質の濃度がたばこを吸う前の水準に戻るのには45分かかるという研究データがあるのだそうです。

奈良県生駒市の市庁舎のエレベーターは喫煙後45分使用禁止とする対策を開始したそうです。

たばこを吸った後45分はエレベーターに乗るな・・・ということです。厳しい・・・。

たばこは大人の匂いがした時代

たばこを吸うことは大人のアクセサリーのように思っていた時代もありました。ドラマや映画、小説の小道具として、たばこを燻らすシーンはよく出てきたものです。

しかし、今は、格好良くとは程遠く、喫煙室という煙が充満している箱のような空間や店先、街の所々に設けられている灰皿の周りにたむろしてたばこを吸っているシーン。とても小説のワンシーンとして格好良くとはいきません。

何年かすると街中では一切喫煙できるところは無くなるのではとさえ思います。

ここまで虐げられれて、たばこを吸うことをやめたらいいのになと外野は思いますが、喫煙者にはやめれられない何かこだわりがあるのかもしれませんね。

 

たばこの煙が当たり前だった時代から今の時代へ。

風当たりが日々強くなっている喫煙。社会と共存していく道はあるのかな・・・。