実家の母のお誕生日のお祝いに、淡路島に1泊旅行に行きました。

淡路島には父が勤めていた会社の保養所があったので、子供の頃、毎年夏休みに行っていた思い出の地です。

父は、もう亡くなりましたが、思い出の保養所がまだあるということなので、その地にいってみました。在りました!保養所としてはもう営業しておらず、朽ち果てた姿でしたが、父が勤めていた会社の名前の看板がまだそこにありました。

保養所の前が海岸だったことは覚えていましたが、こんなにすぐ目の前が海岸だったとは・・・。

水着姿で出かけ、そのまま帰ってきて、保養所の入り口で足についた砂を洗って、部屋に戻っていたことを昨日のことのように思い出しました。

こんなこともありました。楽しみにしていた淡路旅行。父が突然、仕事になってしまい、一緒に行けないことになりました。母が怒っていたそんな姿も思い出しました。父は遅れてやってきたと記憶しています。今なら、その時の父の気持ちも母の気持ちもどちらの気持ちも痛いほどわかります。(もしかしたら、すべてが記憶違いかもしれませんが・・・。)

神戸は、1995年の阪神淡路大震災で大きな被害を受け、その後復興しました。その過程で私が生まれ育った街並みも変わりました。懐かしいという言葉とは違うものになった場所もあります。

でも、この淡路の保養所を見た時、懐かしさでいっぱいになりました。あの頃を思い出しました・・・。

 

母にとっては、淡路島は母の父(私の祖父)の生まれ故郷ですので、私よりも思い出がつまった場所であるようです。車窓からみえる景色や地名を懐かしそうに話してくれました。

母は、足腰が悪く、ここ数年は歩くのが大変な状態でしたが、週2回の訪問リハビリのおかげで、しっかりした足取りが戻ってきたように思います。この旅行、なにより母の笑顔が嬉しかったです!

旅行を企画してくれた妹にも感謝です!!!