租税教室が始まりました。

今年度初の租税教室は、相模原青陵高校3年生を対象に行いました。

小学生は2人1組で行うのですが、50分2コマ、対象は高校生ということで、今回は講師6人のリレー形式で行いました。担当は冒頭の10分だったのですが、今年度初しかも初高校生ということで、一人リハーサルを繰り返し、本番を迎えました。

高校生対象の租税教室研修会では、「反応がなくても心が折れないように!」という温かい(?)励ましを頂いていたので、緊張して臨みましたが、杞憂でした。元気で楽しい生徒さんたちのおかげで、100分の授業を楽しんで終えることができました!

折しも、選挙権が18歳に引き下げられて初めての大きな国政選挙。「税の形は国の形を決める、選挙に行くことが民主主義の基本」ということを伝えました。
また、給与明細書の説明では、お給料から税金や社会保険料が控除されて、実際の手取り額は○○円という話もしました。先生方も興味深く聞いてくださいました。

私は高校時代、租税教室といった授業を受けた記憶はありません。租税教室=納税意識の向上ということではありません。租税教室で、実際に税金に携わる税理士が話をすることで、税金を身近に感じて、税金のことを考え、社会のことを考えていくきっかけになってくれればいいなといつも思います。

 

さて、ここで問題です。

衆議院選挙は10月22日に行われます。18歳のお誕生日をいつ迎える人までが選挙権があるでしょうか?
①10月21日(選挙前日)
②10月22日(選挙当日)
③10月23日(選挙翌日)

 

答えは③ 選挙翌日の10月23日に18歳のお誕生日を迎える人まで選挙権があります!

担当講師全員、知りませんでした。(事前打合せで初めて知りました。)

高校3年生、知っている生徒がいました。調べたそうです。18歳選挙権をもつことになった当事者が選挙に興味を持っていたことがなんだかとっても嬉しかったです。