マクドナルドが、「マック」と「マクド」どちらに愛着があるかというキャンペーンを実施。その結果、関西で使われている「マクド」派が勝利し、公式HPの社長メッセージを期間限定関西弁にしています。

と、いう新聞記事を目にして、関西出身の私としては居ても立っても居られず、早速HPをみてきました。なっていました。関西弁の社長からのメッセージに!標準語にもどす、関西弁に翻訳する といったボタンがあり、なかなか面白い試みだなと思いました。

(翻訳?された関西弁は、大げさなもので、今や関西に住んでいる人もこんな関西弁は使わないだろうなと思う物ですが!)

「マクド」関東の人には馴染みのない呼び方ですよね。しかし、関西では一般的な呼び方です。私は関東の「マック」という呼び方にどうしても慣れず、「マクドナルド」とフルネームで呼んでいます。

 

さて、記事によると、マクド派は全国で11府県しかない少数派であるにも関わらず、勝利しました。マクド派が勝ったときの公約が上記のHP関西弁ということです。

関西人の東京に対する昔からのライバル視の結果ですね。東京の人は、多分そんなこと少しも気にしていないのに、関西人はどうしても東京をライバル視してしまいます。東京の人は、いつもそんなことどうでもいいやとクールな態度ですね。

 

この記事を読んで、面白いなと思ったのと同時に考えたことがあります。

例え少数派でも、思いが強ければ、多数決の世界では勝つことがあるということです。関西人は「マクド」に対する思いが強い。でも「マック」と呼んでいる人は、そんなこと当たり前でキャンペーンには興味がない。たった11府県の少数派でも多数派が眠っている間に勝利することもある。まさしく選挙の構図そのものです。

秋になれば、今年度の租税教室が始まります。税金の集め方、使い道を考えることは政治そのもの、税金を通して民主主義を考えてもらいたい。選挙はすべての始まり、そんなことを今年も伝えて行きたいと思っています。

「マクド」、多分関西人にとってこれだけは譲れない呼び方かもです!!!