終活カウンセラーの勉強をしている友人からエンディングノートを書いてみない?と誘われました。
エンディングノートの存在は知っていましたが、実物を初めて手にしました。

第1章 私について
基本情報と人生の棚卸 家族との思い出やこれまでの人生の思い出を綴ります。

第2章 身体について
自分の健康状態や介護が必要になったときだれに頼みたいか、病気の告知や延命治療をどうしたいかなどを綴ります。

第3章 財産について
財産の棚卸と遺言の有無などを綴ります。

第4章 葬儀とお墓について
自分の葬儀をどうしたいのか 宗教やお墓の希望、自分が死んだ時に連絡してほしい人の連絡先などを綴ります。

第5章 大切なあなたへ
大切な人への自分の思いを綴ります。

そして最後に未来の自分へとして、後悔しない生き方をするためにやっておきたいことを綴ります。

 

このエンディングノートを仕上げるには、自分の人生を振り返りしっかり考える必要がありそうです。

 

税理士の仕事は、第3章の財産についての分野です。法律に基づき、客観的に数字を扱う仕事です。そこには思いなどは入る余地はありません。
しかし、はじめてエンディングノートを手にしてみて、うまく言葉にできませんが、例えば、相続税の申告に携わる時に、エンディングノートに綴られるようなその人の人生を思い、申告のお手伝いをしていきたいなと思いました。

エンディングノートを手にした時、なんだか引き締まった思いがしました。
私も、自分の人生を振り返る、そんな年齢になってきたのです。でもまだまだ人生をしっかり生きていきたい。エンディングノートを書くことによって自分の今までの人生を振り返り、これからの人生に新しい何かをみつけたいと思っています!