入院していた義父が、退院し、また田舎で一人暮らしをしています。

今までは、危ういながらも自分で車を運転していたのですが、これを機会に運転はしないでとお願いしました。

車がなくても、都会であれば公共機関が発達しているので、多少不自由を感じたとしてもそうそう生活に支障はきたさないのではないかと思います。

しかし、田舎は違います。周りには何もありません。スーパーに行くのも、お医者さんに行くのも、車が必要です。

一人暮らしの老人が多い地域、絶対に何かサービスがあるはずだと調べたところ、宅配のお弁当、スーパーの宅配サービスを見つけました。これで、少なくとも食べることには困りません。お医者さんは毎日行くわけではないので、タクシーをお願いするしかないでしょう。

しかし、これでは、きっと義父のストレスはたまるんだろうなと思います。今までは、自分で自分の好きな時に好きな場所へ行けたのに、これからはそうは行きません。私自身は、ペーパードライバーですので、出かける時は、自転車、バス、電車を使っています。バスは時間がかかるし、時間通りには来ません。まあ、しかしそんなもんだろうなと思っています。でも、今まで自由気ままに行動していた人にとって、その手段がなくなるというのは、私が想像する以上にストレスだろうと思います。受け入れて、慣れていくしかないでしょうが!

そこで、自動運転です。実用化されつつあるようですが、なんとか早くできないかなと思うのです。

多分、このように田舎で暮らしているお年寄りこそ、この自動運転を待ち焦がれているのではと思うのです。そんなに行動範囲が広いわけではないでしょう。かかりつけのお医者さん、スーパーなどなど目的地をセットすれば、カーナビのように連れていってくれるそんな車。一度、その目的地まで人間が運転すれば、その道を覚えてくれて自動運転してくれる学習機能のある車。そんな自動運転ができる車が早くできないかなと思います。

これからの高齢化社会、待っている人は大勢いることでしょう!