先日、親戚が通っている演劇学校の発表会に行きました。

彼女は舞台女優になりたいという目標をもって大学を卒業してから演劇学校に入学しました。同期の中では一番のお姉さんだと聞いています。

専門的なことはわかりませんが、一生懸命さが伝わってくる舞台でした。

同期生は30人位でしょうか。

この中で、どれ位の生徒が、自分の夢を叶えることができるんだろうなんて思ってしまいました。

でも、本人たちは、自分の夢が叶わないなんてこれっぽっちも思っていないんだと思います。夢に向かっていくガッツもあるし、根拠のない自信に満ち溢れているんだと思います。

この根拠のない自信こそ、キラキラした若さの象徴なのではないかと思います。

私は、大きな夢をもって社会に出たわけではありませんが、それでも、大学を卒業して会社に入ったときは、怖いものがない位の勢いでした。それこそ、根拠のない自信に満ち溢れていたんだと思います。(世間知らずといえばそれまでですが・・・。)でも、社会に出て時が過ぎていくと、自分の力と向き合うことになります。そしてその自信が、ことごとく幻だったと思い知らされてきました。

「NHK朝の連続ドラマ 朝が来た」の中でヒロインのあさが自分の娘の進路について話すシーンがありました。

「進路を考えるなんてワクワクしますなぁ」

今からでも遅くない。若者を羨ましがっていても仕方ありません。根拠のない自信は若者だけの特権ではありません。根拠のない自信を裏付けるべく目標をもって努力をしていきたいと思いました。

キラキラした若さはもうありませんが、人生、まだまだ長い!若者に負けてはいられません。